新華社通信によると、中国共産党中央は、20日衛生省、北京市と海南省の人事異動を決めた。

　この人事異動とは、高強氏が衛生省共産党グループの書記に就任し、張文康氏の共産党グループ書記のポストを解任すること。

　王岐山氏を北京市共産党委員会の委員、常務委員と副書記に任命し、その海南省共産党委員会の書記、常務委員と委員のポストを免じ、また孟学農氏の北京市共産党委員会の副書記、常務委員と委員のポストを解除することなど。

　また20日午後、高強衛生次官は、国務院報道弁公室が開いた記者会見で、新型肺炎の予防と治療では、衛生省は準備不足で、その指導でも不届きな状態があり、また北京市の関係部門は発症情況の把握でかなりの漏れがあったと発表した。

（CRIより）2003/04/21