国家環境保護総局は4月23日緊急通達を出し、各省・直轄市・自治区の環境保護部門に医療用廃水と医療用ゴミの監督管理をさらに強化し、観測回数を増加し、二次汚染を効果的に防ぎ、それぞれの管轄区の環境の安全を確保するよう要求している。通達の内容は下記の通り。
一、 各病院の現有の医療用廃水と医療用ゴミ処理施設の監督、管理を強化し、処理施設の正常な運転を監督する。特に新型肺炎(SARS)治療にあたっている病院から排出される医療用廃水と医療用ゴミに対してさらに監督、管理を強化する。
二、 各病院の医療用廃水と医療用ゴミの排出状況に対する観測を強化し、観測回数を増やし、処理されていないか或いは処理基準に達していない医療用廃水と医療用ゴミの排出を厳禁する。
三、 汚染報告制度を制定し、新型肺炎疫病防止期間に医療環境問題が出現したなら、ただちに地元政府に報告しそれを解決すると同時に上級環境保護機関に報告する。
(「チャイナネット」より)2003/04/24
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