香港、SARS患者138人がすでに退院


 香港衛生署と医院管理局からの情報によると、香港で入院していた重症急性呼吸器症候群(SARS)の患者のうち新たに11人が退院した。8日午後3時までに、香港では公立の病院に入院していたSARS患者計138人が退院したことになる。

 別の情報によると、香港では同日、新たに45件のSARS感染例が報告されている。現在、香港のSARS患者は928人となった。

 また衛生署は、病状が長期化していたSARS患者2人が7日夜死亡したと伝えた。死亡したのは81歳と74歳の男性。香港でのSARSによる死亡例は25件となった。

(「人民網日本語版」より)2003年4月9日