中国衛生部の高強副部長は9日、「現在のところ、中国の鳥インフルエンザ感染地で、従業員の感染が報告されているところはない」と明らかにした。
高強副部長はその際、中国は鳥インフルエンザ関連の従業員に対し、防護服、マスク、ゴーグル及び手袋を支給するなど、厳格な防護措置を講じた上、感染が発生している現場では徹底的な消毒を行っていると語った。
関係筋が9日に発表したところによると、中国は高病原性鳥インフルエンザ関連の研究のため、特別資金として、既に人民元1億元を拠出しているとのことである。これらの資金は主として、中国における高病原性鳥インフルエンザの予防と治療に当てられる予定で、その重点分野は特効ワクチンの研究開発と応用、速やかな検査・診断技術及び製品の開発、抗ウィルス薬物の選別などである。
「CRI」より 2004年2月11日
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