中国広西隆安県の高病原性鳥インフルエンザの
感染地区の封鎖、解除へ


 中国農業省高病原性鳥インフルエンザの予防治療担当の賈幼陵・スポークスマンは22日北京で、「広西チワン族自治区隆安県の高病原性鳥インフルエンザの感染状況はすでに撲滅され、感染地区の封鎖が解除された」と発表しました。

 農業省は当日、広西チワン族自治区からの報告を受け、「1月23日に広西チワン族自治区丁当鎮で鳥インフルエンザA(H5N1亜種)の感染が発見された。この感染地区を封鎖し、家禽を処分、消毒、それに緊急の強制免疫処置などを行った後、関係部門の検査を経て、当地の高病原性鳥インフルエンザの感染状況がすでに撲滅されたので、感染地区への封鎖は今日、解除された」と発表しました。

 農業省は、感染状況への監督・観測活動を引き続き強化し、積極的に感染対策を講じ、高病原性鳥インフルエンザの感染の再発を防止する」よう地元の動物防疫監督機構に要求しました。

                        「 CRI」より 2004/2/23