ロ・米・日の代表団が北京に到着 6カ国協議


 ロシア・米国・日本の代表団が23日、それぞれ空路で北京に到着した。代表団は、25日から開催される第2回6カ国協議に出席する。

 ロシア代表団は、参加国の中で最も早く北京に到着した。米国と日本の代表団は、韓国ソウル市で開かれた米日韓3国の協議を終え、23日夜に同じ飛行機で北京に到着した。

 中国代表団の団長を務める外交部の王毅副部長は23日午後、ロシアのロシュコフ外務次官と協議前の会談を開いた。双方は6カ国協議の進め方について踏み込んだ意見交換をし、広い範囲で共通の認識を得た。また「実質的な討論では参加各国が柔軟性を持って誠意を示し、対立を避け、重点を問題解決の目標や枠組みの確立に置くべきだ。これは協議を順調に進めるうえで非常に重要だ」との認識で一致した。

 中国とロシアは、6カ国協議の前に他の4国とそれぞれ2国間協議を行う予定。

          「人民網日本語版」より 2004年2月24日