6カ国協議参加の各国代表団、北京に到着


 朝鮮の核問題をめぐる第2回6カ国協議は2月25日、北京で開催されるが、ロシュコフ外務次官をはじめとするロシア代表団が23日午前北京に到着し、アメリカ、韓国、日本、朝鮮の代表団もそれぞれ北京に到着する予定。ロシュコフ外務次官は今回の6カ国協議を慎重ながらも楽観視しており、「去年の第一回6カ国協議以来、ロシアと中国の協力は非常に効果があり、双方の立場も非常に似かよっている。今回協議には依然としていくつかの不確定要素が存在しているが、ロシア側が今回協議がある程度の進展を見せることを期待する」と述べた。ロシュコフ外務次官は「ロシアは核計画凍結という朝鮮側の提案を支持しており、これを核問題解決での一つの段取りとすることができる。しかし、この提案の具体的な実施案は今回交渉で協議する必要がある」と述べた。関係筋は「去年8月の第一回6カ国協議は協議継続に必要な基盤を築き上げ、各側はこれまで第2回協議の開催のために努力してきた。協議のメカニズム化は、第2回協議にいける各側の注目の的となった」としている。第2回6カ国協議に参加する韓国のイ・スヒョク(李秀赫)外交通商次官補、アメリカのケリー国務次官、日本の藪中三十二外務省アジア大洋州局長は22日、ソウルで非公式交渉を行い、第2回6カ国協議での三国間の共同歩調について討議している。

                 「CRI」より 2004/02/24