中国とASEAN、来月に鳥インフルエンザ対策会議


 外交部の章啓月報道官は24日、3月初めに予定される東南アジア諸国連合(ASEAN)との鳥インフルエンザ対策国際会議について記者から質問を受け、次のように説明した。

 中国は鳥インフルエンザ対策における国際的な交流と協力を推進するため、ASEAN10カ国の次官級担当職員と専門家を招き、3月2日に北京で「中国・ASEAN 高病原性鳥インフルエンザ対策特別会議」を開催する。会議では(1)アジア地域における鳥インフルエンザ発生状況の分析と、各国の対策経験の共有(2)「中国・ASEAN 公衆衛生協力基金」の設立、関連分野での技術協力や人材育成を含む、中国・ASEAN間の具体的な協力内容の検討と確定――などが主要な議題となる。会議にはASEAN諸国とASEAN事務局のほか、国連食糧農業機関(FAO)、世界保健機関(WHO)、国際獣疫事務局(OIE)の代表団も参加する。会議後には、共同プレス声明を発表する予定だ。

                 「人民網日本語版」より 2004年2月25日