中国、朝鮮、アメリカ、韓国、ロシアと日本が参加する朝鮮半島の核問題をめぐる第二回六ヶ国協議が、25日午前9時、北京の釣魚台国賓館で開かれました。
今回協議は、中国の王毅外務次官が主催し、朝鮮からはキム・ゲグアン(金桂冠)外務次官、アメリカからはケリー国務次官補佐、韓国からはイ・スヒョク(李秀赫)外交通商次官補、ロシアからはロシュコフ外務次官、日本からは薮中三十二アジア大洋州局長がそれぞれ代表団を率いて参加しています。
尚、中国の王毅外務次官は23日にロシアのロシェコフ外務次官と協議を行い、24日にも朝鮮、アメリカ、韓国と日本の代表団とそれぞれ会談し、今回協議が実質的問題の討論に入り、各側が相互に尊重し、会談の進展に寄与するよう期待しました。これに対し朝鮮のキム・ゲグアン外務次官は、「朝鮮側は、問題解決のため来たのであり、今回交渉が柔軟性をみせ、具体的成果を収めるよう期待している」と述べ、アメリカのケリー国務次官補佐は、「アメリカは問題の平和解決に尽力しており、交渉で共通点を見出すため努力し、忍耐力を保っていく」と表明したほか、韓国のイ・スヒョク外交通商次官補と日本の薮中三十二アジア大洋州局長は、建設的姿勢で各側との疎通と協調に望み、今回交渉を成功させたいとの姿勢をいずれも示しています。
「CRI」より 2004/2/25
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