中国代表団、6カ国協議26日の話し合いについて


 第2回6カ国協議の中国代表団のメンバーである外交部新聞司の劉建超副司長は26日午後、ブリーフィングを行った。劉副司長による同日の協議情況の説明は次の通り。

 26日には再び全体会議が開かれ、午前9時40分から午後1時40分まで、4時間に渡って進められた。参加各国は、朝鮮半島の非核化の第一段階として起こす行動と、それに対応する措置の問題について討論した。各国は、核に関する活動の全面的停止という朝鮮側の意見を歓迎し、これを核放棄の実現に必要な段取りと考えている。各国は、朝鮮側が出した要求に理解を示したうえで、協調的かつ一致した歩調を取る姿勢で、これについて深く実務的に模索を進めている。会議を主宰する中国代表団団長の王毅・外交部副部長は、「26日の討論は実質的なもので、各国の考え方はまだ一致していないが、対立は減りつつあり、共通認識が増え続けている。各国は、忍耐心を保ちながら柔軟性を示して困難を克服し、引き続き前進しなければならない」との見方を示した。

              「人民網日本語版」 2004年2月27日