大陸部、六つの鳥インフルエンザ感染地区での封鎖が解除


 中国農業部によると、2月28日陝西省西安市、河南省平輿県、広東省潮安県、羅定市、湖北省麻城市、洪湖市におけるH5N1高病原性鳥インフルエンザの感染が抑えられたので、これら感染地区での封鎖が解除されたという。

 関係筋によると、これらの地区では、鳥インフルエンザに対する封鎖、処分、消毒、緊急免疫など措置が実施されており、最後の家禽が処分されてからすでに21日が経った。関係部門が検査を行った結果、これら地区の高病原性鳥インフルエンザは完全に抑えられた。

 農業部は「高病原性鳥インフルエンザの再発を防止するため、感染状況の監督を強化するなど積極的な措置を取るよう」各地に求めている。

 WHO・世界保健機関の中国駐在代表は28日北京で、「人類はSARSを防止する中で、効果的な治療、ワクチンの研究と生産、正確な判断、及びウイルスサンプルの生物的安全性の確保という四つの課題に直面している」と語った。

                      「CRI」より 2004/02/29