「葫芦島在留日本人100万人大送還」60周年記念・中日関係展望フォーラムが25日、遼寧省葫芦島市で開幕した。中国の唐家セン国務委員や日本の村山富市元首相らが開幕式に出席した。唐国務委員は「歴史を鑑(かがみ)として未来へ向かい、世々代々の中日友好の推進に努める」との題でスピーチを行った。
フォーラムは遼寧省政府、葫芦島市政府、中国人民対外友好協会、日中友好協会などの共催、約500人が両国から出席した。元在留日本人やその家族もフォーラムのために訪中した。開幕式には、遼寧省の張文岳省長、対外友好協会の陳昊蘇会長も出席した。
1946年から1948年の間、中国の人民は人道主義の観点から、在留日本人105万人を葫芦島から本国に送還。このために、大量の労力や物資、資金が投じられたという。
「人民網日本語版」2006年6月26日 |