中国、小康社会の実現に前進

 

中国共産党第16回全国代表大会が開催されてから5年の間に、小康社会、つまりゆとりのある社会の建設は成果が上がっています。

この大会で設定された目標は、2020年に一人当たりのGDPが3000ドルを超えるということです。国民一人当たりのGDPは、2002年の1000ドルから2006年には2000ドル台になりました。

国家統計局国民経済総合局の王文波氏は、「中国経済は4年連続に10%、あるいはそれ以上のスピードで発展し、今年上半期の成長率は11.5%に達した。このように安定的で速やかな発展は改革開放以来初めてのことだ」と述べました。

経済が急速に発展すると同時に、人々の生活レベルも向上しています。2007年6月末、全国の都市部で生活する住民の貯蓄額は17兆人民元に達し、2002年末より8兆元増えました。都市部住民の住宅の平均面積、自家用車の数も大幅に増えました。また、今年上半期、農民の収入は13.3%増え、1995年以来最高を記録しました。

「中国国際放送局 日本語部」 2007年9月14日