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中国全人代会議で、憲法修正草案への審議が開始


 中国の最高国家権力機関である全国人民代表大会では8日憲法修正草案の審議が始まりました。この草案は、『三つの代表』思想が憲法に書き込まれ、マルクス、レーニン主義、毛沢東思想、ケ小平理論と並立する中国の指導思想となることを提案しています。草案は、国家が人権や公民の合法的個人財産を保護する規定を一層明確にしています。

 『三つの代表』思想の主な内容とは、中国共産党が先進的社会生産力の発展要求を代表し、中国の先進的文化の前進方向を代表し、中国の最も広範な人民の根本的利益を代表するということです。

 憲法修正草案は、「憲法で『国家は人権を尊重し保障する』という条項が増やされるべきである」と指摘しました。

 修正草案では現行の憲法に14条項に修正提案がなされています。

 全人代の議事日程に基づき、憲法修正草案は審議を経た後、14日に表決が行なわれることになっています。

                     「CRI」より 2003/3/9