中国国家発展改革委員会の馬凱主任は「中国政府は措置を講じて、経済運行の中で現れたいくつかの局部的な問題を解決し、経済の大きな波動を防止していく」と述べました。
これは馬凱主任が8日、北京で行われた全国人民代表大会の記者会見で述べたものです。馬凱主任はその際「去年、中国経済の発展は全体的に良好なものであったが、いくつかの問題がある。それには固定資産への投資規模が大きくなり過ぎたことから、石炭、電力、石油、交通などの面で逼迫した問題を含めて、もっとも重要なことは産業構造における不合理な問題がより突出して緊迫化していることだ。このため、中央政府は今後局部的な問題を解決し、経済の安定的な運行を維持していくために、経済、法律などの手段で、マクロ調整を強化し、一部の業界での盲目的な投資、レベルの低い重複建設などを抑制してゆく。今後、政府は単純な経済成長を追求するのではなく、経済発展の重点を粗放な転換から質と効果の向上に置く」と述べました。
「CRI」より 2003/3/9
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