国有企業改革は長期にわたる非常に重い任務であり、段階ごとに刷新的な方法で直面する問題を解決していかなければならない。一部の委員は「管理層による国有企業買収(MBO)管理のさらなる適正に関する提言案」や「国有資産管理体制改革の推進に関する提案」などを提出。上海の張林倹代表は「法人株主が理事を直接担当することを許可し、株主が資産代表人の管理を強化することが必要だ」と提言した。
なかでも東北3省(遼寧・吉林・黒竜江)の代表や委員の提言や提案は、国有大企業の株式権利の多様化と産業構造調整をいかに推進するかに集中しており、上場や合弁、相互株式参与、合併・買収などが重要な方法だと強調。国有大企業が海外から戦略的投資家を迎え入れるよう奨励し、民間資本が国有企業に参与するための株式制の改革を奨励することに、多くの代表や委員は期待を示している。遼寧省の孫遠良代表は「国有企業から社会的職能をあくまでも切り離すようにして、企業の発展を支援していくことだ」と提案した。
「チャイナネット」より 2004/3/6
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