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第10期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の姜恩柱報道官は4日午前、北京・人民大会堂で記者会見した。姜報道官は、ブラジルの記者からの国防費に関する質問に次のように答えた。国務院が今回の大会に提出した予算案によると、今年の国防費は2477億元として提案された。国防費の増加は主に次の分野で用いられる。第一に、社会経済全体や人民生活水準の向上に伴い、軍人の給与待遇を適切に高めなければならない。第二に、軍人の社会保障に用いる。第三に、部隊体制および装備の調整や変化に用いる。われわれは軍の定員を20万人削減することを決定した。経費の一部を要員の配置転換に用いたり、軍の人材育成にも投入しなければならない。最後に、軍の装備費を増して国防の現代化を進めなければならない。国務院が今回の全人代に提出した予算案を米ドルに換算すると約300億ドルになる。この数字は他の大国と比較するとかなり低い数だ。中国の国防費は、中国の財政支出や国内総生産(GDP)に占める割合においていずれも比較的低い。 「人民網日本語版」 2005年3月4日
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