日本の国会に当たる中国全人代・全国人民代表大会の呉邦国委員長は、9日、全人代の会議で、「今年全人代は、社会主義民主政治を促す力を絶えず強めていきたい」との考えを示しました。これについて、呉邦国委員長は、「人民代表大会の代表たちの役割の十分な発揮や、常務委員会制度建設の強化などを通じて、人民代表大会制度のさらなる完備を目指す」と強調しました。

北京で開かれている全人代の会議は、今日呉邦国委員長の常務委員会の活動報告を聴取しました。常務委員会は全人代の常設機構であり、中核機構でもあります。

呉邦国委員長の報告は、過去一年間の活動の回顧と今年の重要な任務といった二つの内容からなっています。この報告に関する詳しい内容については、ニュースの後お届けする「中国リポート」をお聞きください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」より　2005/3/9