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北京五輪の人材問題が会議の話題に
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紀宝成代表はこのほど、現在北京五輪に最も欠けているのは人材であり、すばらしい五輪を開催するという目標にふさわしい組織管理人材、優れたスポーツ経営管理人材など各方面の人材がまだまだ不十分であると語った。 紀宝成代表はまた次のように述べた。北京五輪組織委員会の職員は現在わずか300人で、開催時には4000人は必要である。推測では、その時になれば10万人のボランティアが必要で、中継放送などをする補助的スタッフとサービス・スタッフの数は2万人に達し、保安関係者特に肝心な部署の人たちの人数はたいへんなものになるであろう。 北京ではいくつかの五輪関係の養成トレーニングが行なわれているが、全体的に見て2008年の北京五輪の要求とは大きな隔たりがあり、多くの問題が存在している。 五輪の養成トレーニング対象者は、専門スタッフ(五輪組織委員会の担当官、職員、スポーツ管理要員、選手、コーチ、審判員)、ボランティアと開幕式、閉幕式などビッグ・イベントの参加者、関連スタッフ(報道関係者およびそのサービス係、警備員、飲食サービス業など)、一般の人たちと学生などに分かれる。五輪養成トレーニングは、以上の対象に対し、オリンピック文化の学習、専門知識と技能、公民のモラルと職業モラル、施設の諸規則、各部署についての細則および儀礼と言語などの養成教育をくりひろげることである。紀宝成代表は次のように提案した。直ちに2008年北京五輪養成トレーニングを全面的にスタートさせること、まず五輪を主催したことのある国ぐにの経験と教訓を真剣に検討した上で、トータルな五輪養成トレーニング・プログラムを作成し、五輪養成トレーニングに関するトータル・プランを立練り、五輪養成トレーニングを全面的に指導する組織機構を早めに設立すると同時に、養成カリキュラムの設計、教材の編さんおよび教員の選抜を始めることなどがそれである。 「チャイナネット」2005年3月9日
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