中日関係の悪化、日本人民でなく指導者に問題あり

温家宝総理は14日午前の記者会見で、「中日関係に生じている困難は、日本の人民ではなく指導者に問題がある」と述べた。

▽温総理の発言は以下の通り。

目下、中日関係の発展は確かに多くの困難に遭遇している。われわれは、このような状況は見たくない。現在のような状況の原因は、中国でも、日本の人民でもなく、日本の指導者にある。日本の指導者は、第2次世界大戦のA級戦犯を合祀した靖国神社を繰り返し参拝し、中国とアジアの人民の感情を非常に深く傷つけた。この問題が解決できない限り、中日関係が順調に発展することは困難だ。

中日両国は隣国であり、世代世代の友好の発展は、われわれの揺るぎない外交方針である。中日関係の発展は必ず、「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」という原則と、中日平和友好条約など、中日国交の3つの基本文書(共同声明、平和友好条約、共同宣言)の原則によるべきだ。

「人民網日本語版」 2006年3月14日


 
 

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