賈慶林・政協主席 今年度の6つの業務を提起(2)

中国人民政治協商会議第10期全国委員会(全国政協)第5回会議が3日午後3時に開幕した。賈慶林・全国政協主席は2007年における全国政協の6つの業務を提起した。

(4)全国政協の長所を発揮し、社会主義文化の建設に積極的に貢献する。社会主義先進文化の進む方向を把握し、社会主義の価値体系の建設を促進し、「八栄八恥(8つの栄光と8つの恥辱)」を主とする社会主義栄辱観を樹立し、社会の調和のとれた思想道徳の基盤を固める。文化を主とした国家のソフトパワー建設、中華文化の世界進出問題に重点を置いて協議・討論を行い、積極的に建議・献策する。専門委員会による調査研究を行い、科学技術、教育、医療衛生、文化スポーツ事業の発展に貢献する。

(5)対外交流を絶えず強化し、中国の外交事業発展、調和のとれた世界の構築に貢献する。国の外交業務の目標に基づいて、対外交流の分野を積極的に拡大し、ルートを多様化し、方法を広げる。相互的なハイレベル訪問を積極的に展開する。中国宗教界和平委員会の独特な役割を発揮させ、国外宗教界との交流・協力を強める。

(6)全国政協の自己建設を強め、政協業務の全面的なレベル向上のための基礎を固める。人民政協における各民主党派と無党派の人々の国家重大方針決定の協議・討論への参加、および職責履行の各活動を積極的に支持する。委員の学習活動を積極的に行う。各界別の業務、各界別についての研究・合理的な区分けを行う。政協幹部チームの建設を行い、指導者幹部の態度改善を推し進める。

「人民網日本語版」2007年3月4日


 

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