5日開幕した全国人民代表大会年次総会での政府活動報告の中で、温家宝総理は、「ここ数年、中央財政の歳入が予定を上回る状況に対応して、中国は、増収する部分から500億元(およそ62億5千万ドル)を拠出して、中央予算安定調節基金を設置する」と述べました。
温家宝総理によりますと、この措置は、予算をより科学的かつ合理的に編成し、中央予算の安定性と財政政策の連続性を保つために必要とされている。また、この基金の使用は、国家予算に組み込まれ、全人代の管理下に置かれるということです。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月5日
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