全国政協の任啓興委員は、「食品安全の管理基準の発布が遅れるなどの難問を重視し、食品安全の管理を強化するべきである」と提案した。
統計データによると、2006年第四四半期、衛生部は全国の食中毒事件についての報告を144件も受け取り、そのうち4922人が食中毒となり、36人が死亡した。
任啓興委員は、中国の食品安全の状況を分析し、食品安全の管理と監視の法律と法規が完備されておらず、食品安全基準の執行が遅れているなどを指摘した。「食品安全は人びとの生活にかかわるものであり、社会の調和と安定にも関わるので、人々においしく食べ、健康にプラスとなるように食べさせることが着実に解決すべき課題である」と語った。
「チャイナネット」2007年3月7日
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