李外交部長、陳水扁氏の「台湾独立」の主張に、
大陸側はすでに厳正な立場を表明

外交部の李肇星部長は6日午後3時、人民大会堂で記者会見を開き、国際情勢と中国の外交政策を紹介し、記者からの質問に答えた。

李肇星外交部長は6日北京で、陳水扁氏が最近新たに打ち出した「台湾独立」の主張について、中国共産党中央台湾弁公室、国務院台湾弁公室の責任者は5日、すでに厳正な声明を発表し、わたしたちの厳正な立場を表明している、と台湾無線衛星テレビジョン記者の質問に答えた際、こう述べた。

台湾の記者はまた、将来部長が定年になったとすれば、どんな人、例えば外在的条件或いは人格的特質の上でどんな条件に合致する人が、引き続き大陸の外交政策を推進できると思うか、と質問した。

それに対して、李肇星部長は、人材になる基本的な一点は、「自分の母親を愛するように自分の祖国を愛する」ことで、祖国を愛する人であってこそ、人民を愛することができ、人類全体の進歩の事業を愛することができる、と述べた。

李肇星部長は、われわれの「宝島」――台湾が大変好きで、どんなところに行ってもわれわれの美しい台湾が思い出され、例えば、青海省の西寧市に出張した時、青海省に「日月山」という山があったが、すぐにわれわれの台湾島の「日月潭」を思い出し、兄と妹か姉妹のように感じた、と述べた。

「チャイナネット」2007年3月6日


 

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