胡錦涛主席と温家総理、代表らと共に農業問題などを討議
 

中国の最高国家権力機関である全国人民代表大会年次会議は、北京で続いています。6日、胡錦涛国家主席と温家宝総理はそれぞれ湖南省と甘粛省の代表の討論会に参加しました。

胡錦涛国家主席は、異なる所から来た10人の代表の発言を真剣に聞いた後、政府の重点政策および、農業と工業という二大産業について見解を述べました。胡錦涛主席は「裕福、公正と安定を求める国民の願望に応じて、国民が最も関心を寄せ、最も直接的、かつ現実的な利益問題をよく解決すべきだ。農業と農村への支持を強化し、現代化農業の発展に力を入れ、農民の持続的な収入増加を促進し、新型の農民の養成にも力を入れる必要がある。揺ぎ無く新型工業化の道を歩み、優位性のある産業を育てるために努力し、自主的な革新能力を向上させ、省エネと環境保全を強化する必要がある」と指摘しました。

温家宝総理は代表たちと共に、農業、農村と農民などの問題の解決や、インフラ施設の強化、生態環境建設などの問題について討議しました。温家宝総理は「全国の生態環境の保全問題に関心を寄せている。生態保全は、経済社会の持続可能な発展や、国民の生存条件にかかわっているだけではなく、世界の環境保全事業にもかかわっている」と述べました。

「中国国際放送局 日本語部」より2007/03/06


 

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