3月6日午後、全人代は記者会見を開き、中国外交部の李肇星部長(外相)が、当面する中国外交上のいくつかの状況について記者の質問に答えた。中日関係に関する質問に対して李部長は次のように答えた。
「ついこの間、中日両国は政治的障害を突破し、安倍総理が訪中した。これは中日両国政府と人民の共同の努力の結果である。今年は中日国交正常化35周年に当たる。中日両国はこの機会を捉えて協力を深め、発展を促進しなければならない。今年4月、温家宝総理が日本を公式訪問するが、私はこの訪問に対し、十分、自信を持っている」
さらに李部長は、彼がかつて日本の京都の郊外にある寺院で「大道無遮ラン(大道は遮るものなし)」という五文字の漢字を見たことに特に触れ、中日両国の友好は大道のように、世々代々永遠に友好を続けて行かなければならないと思う、と述べた。
東中国海の問題に関しては、中日両国は、東中国海を中日の「友好の海」「協力の海」にするよう、ともに努力しなければならない、と述べた(本誌・王浩)
人民中国インターネット版 2007/03/07
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