3月10日、全国政協は「積極的に高齢化社会に対応する」をテーマに、記者会見を開いた。全国政協人口資源環境委員会の鄭斯林・副主任ら数人の委員たちが記者たちからの質問に答えた。

委員たちによると、いま、中国は60歳以上の高齢人口が1億4400万人に達し、総人口の11%を占めている。2020年には、高齢人口の比率は17%に達する見込みだ。中国はすでに高齢化社会に突入した。先進国に比べると中国は、人口総数が多く、都市と農村の格差が大きい、「未富先老(豊かになっていないうちに高齢化する)」などの問題がなお存在している。

委員たちは、中国は今、家庭での養老を主とし、養老を社会にも頼るという養老モデルを積極的に打ち建てつつある。そのほかに、中国の都市部において、比較的に完備した養老年金体系がすでに樹立され、養老関連のサービス産業も飛躍的に発展している、と述べた (本誌・王浩)

人民中国インターネット版 2007/03/11

 
 

本社:中国北京西城区車公荘大街3号
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。