全国政協・第4回全体会議、13委員が提案

中国人民政治協商会議第10期全国委員会(全国政協)第5回会議の第4回全体会議が12日午後に人民大会堂で開催され、委員13人が統一戦線、人民政協活動、文化建設、スポーツ事業などをめぐり大会発言を行った。会議には中国共産党中央政治局常務委員の賈慶林・全国政協主席も出席した。

馮培恩委員は「わが国の行政管理費用の急増は人々に懸念を抱かせている。節約型政府の建設強化は、一刻の猶予もならない」と指摘。政府情報公開法の制定、行政業績審査制度の整備、予算への厳格な制限の強化、公共予算の決定における民主化導入などの促進、体制・構造改革の深化、法治の強化などにより、政府の浪費の増長原因を根本から除去することを提案した。

中国国民党革命委員会中央委員会の朱培康委員は、平和発展をテーマとし、数多くの台湾住民と幅広く団結し、両岸の人的往来・交流・協力をたゆまず拡大・深化し、「台湾の法理上の独立」を追求する台湾当局の企みを断固打ち砕き、台湾海峡情勢の平和と安定を守る必要性を強調した。

中華全国婦女連合会の趙少華委員は「農村の女性は政治参加・教育・保健衛生などの面で、なお多くの困難と障害を抱えている。各級の政策決定者は男女平等の意識をさらに高め、女性の発展の特殊な利益と必要を共に考慮し、公共政策における公平性と公共サービスの均等化を真に実現するべきだ」と述べた。

「人民網日本語版」2007年3月13日


 

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