温総理 来月の日本訪問に期待感を表明

16日、中国の温家宝総理は全国人民代表大会の閉幕後に開かれた内外記者会見で、4月の日本訪問を「氷を融かす」旅になるよう期待するとともに、中日両国間の長期にわたる安定的で、健全に発展するという友好協力の局面を構築したいと述べました。

温家宝総理はこの中で、「両国政府の共同の努力の下で、中日双方は両国関係に影響を及ぼした政治的な障害について共通認識に達し、日本の安倍総理の昨年10月の中国公式訪問を実現させた」と述べた上で、来月、日本を訪問する際には、安倍総理と中日間の戦略的な互恵関係の中身について合意を求め、両国の経済協力メカニズムを確立し、科学技術教育での交流と人員の往来、とりわけ青少年の往来を促進していきたい」と語りました。

温家宝総理はまた、「中日友好協力関係を発展させる際には、『中日共同声明』、『中日平和友好条約』及び『中日共同宣言』の三つの政治文書の精神を堅持し、歴史を鏡とし、未来に目を向ける必要がある」と強調しました。

「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月16日


 

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