温総理、「海峡両岸の平和発展は大勢の赴くところ」
 

温家宝総理は16日の内外記者会見で、「海峡両岸の平和発展は大勢の赴くところ」だと述べました。

温家宝総理は台湾の記者からの質問に対して、「ここ数年、海峡両岸の関係はたいへん重要な時期に入っている。大陸は台湾の分裂勢力が台湾独立に向けて取った様々な行動と分裂のたくらみを注意深く注目している。大陸は、法理的独立を含めたいかなる形の台湾分裂活動にも反対し、台湾が古来、中国領土の不可分の一部分であるという歴史的事実や、国際的、公認されたその法的地位を変えることを絶対に許さない」と強調しました。

温家宝総理は同時に、「大陸は台湾海峡両岸の平和発展というメインテーマをしっかりと把握し、両岸関係と平和発展にプラスとなる政策と措置を引き続き貫徹していく。大陸は台湾ビジネスマン及び台湾同胞の大陸での勉学、観光など各方面の合法的権益を守り、通商、通航、通信という「三通」政策を全面的に推し進めていきたい」と述べました。

去年、大陸と台湾との貿易額は1000億ドルに達し、そのうち、台湾の大陸向け輸出額が800億ドルに達しています。

「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月16日


 

本社:中国北京西城区車公荘大街3号
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。