温家宝総理は6日の記者会見で「外貨準備に関わる投資機関を設置し、外貨準備の多元化を図るのは、外貨の安全への考慮によるもので、米ドル資産に影響を与えることはない」と指摘しました。
この中で、温家宝総理は「中国の外貨準備高はすでに1兆ドルを超えているため、投資機関を設置し、法律に従い外貨を経営することを通して、外貨価値の保持と増加を図る」と語った上で、「中国が米ドル資産を購買するのは双方にプラスになることで、外貨準備投資機構が設置されても、米ドル資産に影響を与えることはない」と述べました。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月16日
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