北京の政協委員、北京市神経外科研究所所長、中国科学院院士の王忠誠さんは北京団の討論会で、「わりあいゆとりのあるさいにも健康を忘れないよう」呼びかけた。王忠誠さんは次のように説明する。スピーディーな都市化と工業化の歩みは生態環境の破壊、環境の汚染をきたし、喫煙、長期にわたる過量飲酒、不合理な飲食構造などはいずれも慢性疾病を誘う。不良性行為、麻薬使用等がもたらす健康問題はさらにゆゆしい。医療経験二十六年の楊驥川委員は「生活レベル向上で羅病者が増えるのはどうしてか」の問題について、食生活が改善され、仕事が減り、飲食中の油、塩の量が多すぎ、さらに環境が汚染するので、病気にならないはずがない、と答える。楊さんは、医療・衛生部門はこれに関する政策を画策、制定し、参加と支持を社会へ呼びかけ、健康模範区の活動を繰り広げて全国に広め、「小康へ向かうには健康から」の目標を真に具現しなければならない、と語った。
(本誌編訳 3月9日)
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