曽培炎・国家計画委員会主任が第十期全人代一回会議で行った報告中に、2003年に中国は新規就職800万以上をめざす、と指摘している。では、この就職の場はどこからくるのか。
于法鳴・労働保障部養成就業司司長は次のように述べる。第十次五カ年計画にもとづくと、都市農村の新規就職人口は4000万人となる。平均毎年800万人ほど増加する。2003年の中国国内生産総額増加速度は約7%、目下の就職弾力性係数による計算だと、国民経済が1%伸びるごとに70から80万個の就職を提供できることになる。そうすると、今年は500から560万個の就職を提供できる。次に、今年は国内において第三産業と非公用制経済の発展に力を入れるので、新規就職の場を大量に提供する。加えて、2002年9月に全国再就職工作会議が開催されて以来、各地では一連の職場退陣人員の再就職を鼓舞・扶植する優遇政策、たとえば、税費減免、低額借款等の措置が採られた。これに関する分析報告では、これら一連の優遇政策は三年内に1300万個の就職の場をもたらすことになる。
(本誌編訳 3月9日)
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