裁判所改革がほぼ完了 全人代で報告


 第10期全人代第1回会議は11日午前9時、第4次全体会議を開き、最高人民法院(最高裁)の蕭揚院長による最高人民法院活動報告、最高人民検察院の韓杼濱検察長による最高人民検察院活動報告が行われた。

 肖揚院長は「最高人民法院はこの5年間、第15回党大会に出された司法改革の要求を真摯(しんし)に実行し、裁判所改革を積極的に推進してきた。憲法および法律が定める原則に基づいて『人民法院五年改革綱要』を制定し、法院改革の目標・任務を系統的に提起した。この綱要に定めた39項目の改革任務は現在、大部分が完成した」と述べた。

 法院改革は(1)裁判の改革・改善(2)訴訟制度の改革・改善(3)裁判機構の改革・改善(4)裁判官管理制度の改革・改善――が柱となっている。

(「人民網日本語版」より) 2003年3月12日