人々の十大満足、十大希望


 新華網北京2月27日発 過去5年間、中国の国民は衣食の憂いがない生活からいくらかゆとりのある生活へ向かって進んでおり、衣食住などは大きく変化した。過去を顧みて未来を展望すれば、大多数の人々は生活水準の向上に満足している。それは十の方面に及ぶ。

 一、所得が増加、財テクで忙しくなっている。中国家庭の預金が豊かになり、財テクという考えが人々の中に浸透している。国債購入、宝くじ購入、株券売買、保険加入などの投資のルートが広くなっている。

 二、住宅が広くなっている。

 三、通信が便利になり、その方法も多種多様。固定電話、携帯電話、パソコンが人々の必需品になった。オンライン交流、電子メール送信は大勢の人々の生活習慣になっている。

 四、食卓に並んでいる品種は数え切れないほど多い。ここ数年間、中国で育成、普及されている新品種は1千種類余りに達した。一人当たりの肉・卵・水産物占有量は世界の平均水準を上回り、一人当たりの野菜占有量は世界平均水準の1倍以上になった。

 五、乗用車のモータリゼーション。

 六、レジャー、レクリエーションが流行になっている。

 七、交通が発展し、道路が四通八達。ここ5年間、大規模なインフラ整備を通じて、中国の交通網を再構築した。列車は海を渡って海南に入り、飛行機はより多くの都市を結び、高速道路はより一層便利になっている。

 八、WTO加盟は人々の視野を広げる。

 九、生涯教育がヒットしている。

 十、奇麗な土地で郷を建設する。ここ5年間、中国は生態系環境の整備に巨額の資金を投じて、都市でも、農村でも、人々の生活環境は変化している。

 ここ5年間、中国の国民は国家の発展につれて、いくらかゆとりのある社会へ向かって進んでいる。過去を見れば、彼らは自信満々、未来を展望すれば、彼らはもっと進歩することを望んでいる。いくらかゆとりのある社会の全面的な建設から、人々は新しく、美しい生活を求めはじめている。

 一、就業のチャンスは多くなってほしい。

 二、社会保障への取り組みはこれまで以上であってほしい。

 三、農民の財布が膨らむスピードがこれまでより早くなってほしい。

 四、住宅の価格が低くなってほしい。

 五、教育費が少なくなってほしい。

 六、病院で診察を受ける場合、もっと便利になってほしい。

 七、食品の品質がもっと安心になってほしい。

 八、誠実、信用の流れがより濃厚になってほしい。

 九、 安全事故が少なくなってほしい。

 十、 反腐敗への取り組みはこれまで以上であってほしい。(「新華網」より 翻訳 李継東) 2003年2月28日