台湾メディアが「両会」に注目 代表選出に評価


 
台湾メディアは、第10期全国人民代表会議(全人代)第1回会議と政治協商会議(政協)第10期全国委員会第1回会議に注目している。各社は関連情報や評論を連日発表し、まもなく開催される全人代・政協全国委員会について、議事日程の紹介、代表・委員の構成や特徴に対する紹介と分析、会議開催についての予測や展望などを報道した。

 「中国時報」は、「常務委員会に歴史的な変革」と題して北京駐在記者からの情報を掲載。全人代常務委員会は、党組織・政府部門の幹部や学術界に新メンバーを求め、新進気鋭で業務経験があり、法律や経済などの専門分野に詳しい人材の増加を図ると伝えている。また、新体制で民主党派メンバーが要職を得る見通しがあるとし、全人代常務委員会に構造上の歴史的変革が起こると分析、「その意義は深い」と伝えた。
(「人民網日本語版」より)2003年3月4日