第10期全人代第1回会議、35の代表団が全部揃う


 3月2日夕方、長春を出発した旅客機で、吉林省からの第10期全国人民代表大会(全人代)の代表らが北京に到着した。これで、第10期全人代第1回会議に出席する35の代表団全部が北京に集まったことになる。

 第10期全人代の代表合計2985人のうち、2人が病気で亡くなった。3月2日夜10時までに、2975人の代表が到着の報告を行い、未到着の8人の代表が都合で休暇をとった。

 3月1日の早朝から2日夕方までに、各地の全人代代表は地方の民意を伝える責務を負って、相次いで北京入りし、大会に到着を報告した。駅、空港及び宿泊地の各ホテル、賓館で、代表を歓迎する横幕が掲げられ、あちこちに祝日のような雰囲気が満ちていた。

 代表の宿泊地で、多くの代表は荷物を持ち込むとすぐ資料を調べたり、議案や建議を書き込んだりして、開会に備えた。食事の時間も、テーブルを囲んで関連議案の提出と連署などの問題について熱烈に討論していた。
(「新華ネット」) より2003/03/04