国務院の朱鎔基総理は5日の政府活動報告で、民間資本の市場参入に対する規制を緩和し、公平な競争のための外部環境整備を進めていく方針を示した。
朱鎔基総理はこの中で、「公有制経済の強化と発展を進め、本業の業績が突出し、自社特許を持ち、ブランド力・国際競争力を兼ね備えた大企業集団をできるだけ早く育てていく方針に変わりはない」と強調。そのうえで、今年は産業の構造調整を加速し、経済成長に大きな影響を与えるハイテク産業の発展を促していく考えを示した。
また西部大開発問題については「遅れた工業設備、汚染企業の西部地区へのシフトを阻止し、生態環境建設とインフラ建設を引き続き強化していく」と強調した。
(「人民網日本語版」より)2003年3月6日
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