全国政治協商会議、北京で開幕


 中国人民政治協商会議第九期全国委員会の第五回会議が3日午後北京で、李瑞環議長の主宰によって開幕した。開幕式には江沢民、李鵬、朱鎔基、胡錦涛、尉健行、李嵐清ら共産党と国家の指導者、それに全国各地の2000人あまりの全国政協委員が出席した。

 席上、葉選平副議長が全国政協常務委員会の活動報告を行った。

 その中で、葉選平副議長は、「委員たちはこの一年来、開放改革・経済建設・社会発展の重要な問題、それに大衆の反映が強烈な焦点問題などについて、一連の提案、提言、意見を出した。これら提案や意見は、いずれも関係部門の重視を得て、適時に処理された」とした上で、「去年3月以来、全国政治協商会議は合わせて3737件の提案を受け取り、その内の3527件を処理した。その処理率は94%に達している」と説明している。

 葉選平副議長はこの後、今後一年の活動に触れて、「全国政協常務委員会は、第十次五カ年計画に基づいて、重要な課題を選んで調査研究し、論証提言を行って、中国の経済建設に奉仕するようにしていく」との姿勢を示した。 (チャイナネットより)