朱鎔基総理、持続可能な発展の道を歩む

 国務院の朱鎔基総理は5日午前の政府活動報告で、持続可能な発展戦略について、次のように述べた。

 計画出産の基本的国策を堅持し、『人口と計画出産法』を貫徹する。特に農村部と流動人口の計画出産の仕事を強化し、低出生率を維持し、少なく生んで立派に育てることを促す。女性・児童に関わる発展綱要を真剣に実行し、女性と未成年者の合法的権益を保護する。高齢者に対する仕事を強化する。身体障害者事業に関心を寄せ、サポートする。

 法に照らして土地、鉱山、淡水、海洋、森林、草原および気候資源を保護し、合理的に利用し、耕地、林地に対する厳しい管理制度を実行し、節水とエネルギー節約を重視する。資源の総合利用率を向上させ、資源の有償使用制度を健全化させる。引き続き環境保護への投入をいっそう増大させ、生態環境の保全と汚染防止対策を強化する。重点建設対策プロジェクトの整備を速め、重点河川流域、地域、都市、海域の環境の質を改善し、汚染物質の排出を効果的に抑制し、低下させる。クリーン生産を繰り広げ、環境保全産業を発展させる。生態モデル区域の建設を強化する。植林と草作りを大いに行う。湿地保護を強める。環境保全と防災・減災保障システムを構築する。

 医療・衛生事業を発展させ、公共医療・衛生と農村医療・衛生の仕事を高度に重視し、多様な形態の農村医療保障方法を積極的に模索し、農村における診療所の医療条件を改善する。伝染病や地方病等人びとの健康を損なう重度の疾病を大いに予防し、治療する。全国民の健康維持・増進の活動を広く展開し、競技スポーツのレベルを高める。二〇〇八年北京オリンピック大会の前期準備作業に真剣に取り組み、オリンピック主催のための仕事を首都の改革開放および現代化建設の推進と結び付ける。(「人民網日本語版」より)