朱鎔基総理、一つの中国の原則を強調 国務院の朱鎔基総理は5日午前の政府活動報告で、台湾問題の解決について、次のように述べた。 この新しい年に、われわれは「平和的統一、一国二制度」の基本方針と江沢民主席の提起した台湾問題解決に関する八項目の主張を堅持し、海峡両岸の関係が平和的統一に向けて推進するよう努める。世界に中国は一つしかなく、大陸部と台湾はいずれも一つの中国に属し、中国の主権と領土保全はその分割を許されない、ということをわれわれは再度言明するものである。一つの中国の原則は、海峡両岸関係を発展させ、祖国の平和的統一を促進する基礎と前提である。 われわれは一つの中国の原則を堅持し、この原則を踏まえて海峡両岸の間の対話と話し合いを回復し、両岸の経済、文化の交流をいっそう拡大し、両岸関係の発展を促し、早急に海峡両岸間の直接の「三通(直接の通信、通航、通商)」を実現する。われわれはこれまでと同様に、一つの中国の原則を堅持して海峡両岸関係の発展を主張する台湾の各党派及び各界の人びととの交流、対話を強める。海外華僑、華人が「台湾の独立」に反対し、祖国の統一を促進する愛国の行動を支持する。われわれは祖国の完全なる統一という大業が早期に実現できるとかたく信じている。 (「人民網日本語版」より) |