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【呂さんの一言】
仕事は大変ですがとても充実しています。自分が役に立つ人間だと思えますから。
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故郷で中学校を卒業した後、適当な仕事が見つからず、家にいてもすることがなかった。そこで両親に勧められ、北京で働くことにした。
去年の春節(旧正月)に帰省した際、体が一回り大きくなったと家族に驚かれた。体ばかりでなく、物事の分別もつくようになった。親戚や友人たちは争って結婚相手を紹介しようとしたという。それに対し、「そんなに慌ててどうするんですか。男子たるもの、志は四方にあり。まずは異郷で自分を試し、27、8歳になったら考えます」と顔を赤らめて話す。
北京にやって来てから、見聞が広がった。「ベネズエラのチャベス大統領やウガンダのムセベニ大統領を見ました。故郷の県長でさえ見たことはないでしょう!」と得意げだ。
所属する駐中国国家開発銀行警備分隊は、24時間態勢で警備にあたる。「警備隊トップ 」などにも選ばれたことがある優秀な分隊だ。
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