衛生部新聞弁公室は4月24日、国内各地の重症急性呼吸器症候群(SARS)感染状況を発表した。
香港、澳門(マカオ)、台湾を除く全国各地で、23日午後8時現在、新たに報告されたSARS感染者は125人となった。地域別内訳は、広東省15人、北京市89人、山西省5人、内蒙古自治区11人、広西チワン族自治区1人、河南省2人、天津市1人、安徽省1人。死亡者は北京市の4人。また計23人が退院し、うち広東省13人、北京市9人、山西省1人となった。また、「疑い例」として243人が新たに報告された。
同時点までの累計で、国内の感染者は2422人(うち医療関係者541人)、退院者は1254人、死亡者は110人となった。うち広東省は1359人(医療関係者341人、退院1159人、死亡49人)、北京市774人(医療関係者143人、退院64人、死亡39人)、山西省162人(医療関係者45人、退院14人、死亡7人)、内蒙古自治区47人(医療関係者6人、死亡6人)、広西チワン族自治区16人(退院8人、死亡3人)、四川省8人(退院3人、死亡2人)、吉林省7人(医療関係者2人)、河南省8人(医療関係者1人)、湖南省6人(退院5人、死亡1人)、寧夏回族自治区5人(死亡1人)、天津市8人(医療関係者1人、死亡2人)、福建省3人(退院1人)、浙江省3人、上海市2人、甘粛省2人、陝西省2人、遼寧省1人、山東省1人、湖北省1人(医療関係者1人)、河北省6人(医療関係者1人)、安徽省1人。
また、「疑い例」患者の累計は1278人となった。地域別内訳は、広東省102人、北京市863人、山西省108人、内蒙古自治区101人、広西チワン族自治区2人、四川省14人、吉林省8人、河南省3人、湖南省1人、寧夏回族自治区2人、天津市12人、浙江省2人、上海市16人、甘粛省2人、陝西省16人、湖北省10人、河北省11人、新疆ウイグル自治区1人、重慶市1人、江蘇省2人、江西省1人。
北京市では23日、SARS感染者とされた患者のうち8人が、観察の結果SARS感染者でないと分かった。貴州省で「疑い例」とされていた1人も24日、SARSではないと診断された。
( 「人民網日本語版」より)2003年4月28日
|