衛生部新聞弁公室は26日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は8人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース7人)、退院者は87人、死亡者は2人となった。
国内の省・自治区では、2カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、3カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る25カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市5人(退院43人、死亡1人)、山西省1人(退院5人)、内蒙古自治区2人(退院17人、死亡1人)。北京市の新感染者のうち4人は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。
新たに報告された「疑い例」は29人に達した。地区別には、北京市20人、河北省1人、河南省1人、山西省2人、広東省5人。
これまでの累計では、感染者は5316人(うち医療関係者965人)、退院者は2829人、死亡者は317人となった。「疑い例」患者の累計は1510人に達した。
「人民網日本語版」より 2003年5月27日
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