北京、上海、広州、深センの空港を調査 WHO 

 世界保健機関(WHO)は25日、北京、上海、広州、深センの空港に職員を派遣し、重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する調査を開始する。SARSが中国の旅行業に与える影響や、各空港が取っているSARS感染対策を調査したうえで、対策の効果を評価し、報告書を作成する予定。

 WHO職員は25〜27日に北京の首都国際空港、上海の浦東国際空港と虹橋国際空港を、29日に広州の白雲国際空港をそれぞれ調査する予定。

  WHO職員による今回の調査は、世界各国との正常な往来の回復に向け、重要な役割を果たすと見られている。 

                 「人民網日本語版」より 2003年5月27日