衛生部新聞弁公室は28日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は4人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース1人)、退院者は92人、死亡者は4人となった。
国内の省・自治区では、1カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、4カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る25カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市3人(退院38人、死亡3人)、河北省1人(退院3人)。
新たに報告された「疑い例」は23人に達した。地区別には、北京市14人、山西省5人、湖北省1人、上海市1人、広東省2人。
これまでの累計では、感染者は5323人(うち医療関係者966人)、退院者は3036人、死亡者は325人となった。「疑い例」患者の累計は1287人に達した。
「人民網日本語版」より 2003年5月28日
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