衛生部新聞弁公室は29日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は3人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース3人)、退院者は85人、死亡者は2人となった。
国内の省・自治区では、1カ所で新たな感染と「疑い例」が、3カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る27カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市3人(退院62人、死亡1人)。北京市の新感染者は、すべて「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。
新たに報告された「疑い例」は10人に達した。地区別には、北京市6人、山西省1人、山西省1人、広東省2人。
これまでの累計では、感染者は5325人(うち医療関係者966人)、退院者は3121人、死亡者は327人となった。「疑い例」患者の累計は1120人に達した。
「人民網日本語版」より 2003年5月30日
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