第56回世界保健総会が19日午前、スイスのジュネーブで開幕した。世界保健機関(WHO)のブルントラント事務局長などが会議に出席。中国からは、国務院の呉儀副総理を団長とする代表団が開幕式に出席した。
同総会の会期は10日間で、重症急性呼吸器症候群(SARS)などの世界的な伝染病、戦後イラクの衛生問題、たばこ規制枠組条約、児童の保健問題などが話し合われる。
呉副総理は、SARSの感染防止に関する中国政府の努力、措置について報告を行うとともに、WHOとの協力など、SARS対策で大きな成果が得られた国際社会との協力について説明する予定。
(「人民網日本語版」より)2003年5月21日
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