中華慈善総会は26日、重症急性呼吸器症候群(SARS)対策で各企業からの援助金を募った。北京松下普天通信設備公司は、治療費が払えないSARS患者や勤務中に感染した医療スタッフへに向けて、100万元を募金することを明らかにした。
松下普天の久保田和夫総経理は、中国の政府と市民が一丸となってSARSに立ち向かっていることに敬意を表し、「今回の募金は一企業からのSARS対策支援。社員の社会的責任感と使命感が向上されることを望む」と述べた。久保田総経理によると、同社は今後も引き続きさまざまな方法で社会公益慈善事業の支援を行いたいとしている。
( 「人民網日本語版」より)2003年4月30日
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