新華網ジュネーブ5月20日発 ジュネーブで開催される第56回世界保健大会に出席する中国衛生部の馬暁偉副部長は20日、中国SARSのピークは過ぎたと指摘した。広東省の発病ピークは2月で、現在は少なくなった。北京、山西、内モンゴル、河北、天津の発病ピークは4月中旬から5月上旬まで、現在も低下している。
馬暁偉副部長は世界保健大会のSARS治療防止技術通報会議で、「中国SARS患者の43%は退院した。そのうち、広東省で全快して退院した人数は1415人、全省患者の93.5%を占め、山西は232人、全省患者の52.1%を占め、河北は79人、全省患者の36.4%を占め、内モンゴルは56人、全自治区患者の19.5%を占め、北京は395人、全市患者の16.1%を占めた」と述べた。
馬暁偉副部長はまた、「5月20日までに、中国大陸で累計の確認SARS患者は5248人、294人が死亡、死亡率が5.6%だ。疑い例は1936人、全快して退院した人数が2254人、総人数の43%を占めた」と述べた。
馬暁偉副部長はまた、大会に中国のSARS治療防止の具体的な措置を説明した。
(「新華網」より)2003年5月21日
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